オンショアとオフショアの違いとは？サーフィンがもっと楽しくなるテクニックと共にサーファー目線で詳しく解説します

はじめに

オンショアとオフショアって聞いた事あります？

サーファーの間では、頻繁に使われるサーフィン用語なんです。

この記事では、オンショアとオフショアの違いやそれぞれの状況で役立つテクニック、安全対策について詳しく解説します。

これを読めば、あなたも風向きに合わせたサーフィンの楽しみ方がきっと見つかります。

海の自然と向き合い、リスペクトを忘れずに安全第一で楽しむサーフィン。

風向きによる違いを理解し、自分に合った波を楽しんでみてはいかがでしょうか？

これからのサーフィンが、さらに充実したものになること間違いなしです。

オンショアとオフショアの違い

オンショアとオフショアは、風の向きを表しています。

これから、オンショアとオフショアの解説と、それぞれの違いについて説明しますね。

オンショアとは

オンショアとは、風が海から陸地に向かって吹くことを言います。

私がサーフィンをしている北関東エリアですと、ポイントにもよりますが、オンショアは東風になります。

オンショアが吹いてしまうと、波のコンディションが悪くなってしまうことがほとんどです。

オフショアとは

オフショアは、陸地から海に向かって吹く風のことを言います。

オンショアの逆ということですね。

この風が吹くと、波の面がクリーンになり、海のコンディションが整ってサーフィンがしやすくなります。

サーファーにとっては、オフショアの風が好ましいとされています。

サイドオンとサイドオフ

オンとオフの他に、サイドオフとサイドオンという用語もあります。

サイドオンを例に挙げると、海から吹く東風がオンショアだった場合、北東風や南東風がサイドオンの風向きとなります。

その逆がサイドオフになります。

海を眺めながら、「今日はサイドオフだから微妙だな～」とか言っとくと、結構カッコ付きますよ(笑)

オンショアとオフショアの影響

海のコンディションは、風向きに大きく左右されます。

この章では、サーフィンに適した風向きやオンショア・オフショアの影響について説明します。

サーフィンに適した風向きは、オフショアです。

オフショアの風が吹くと、波と反対方向に風が吹くので、波がきれいに立ち、海のコンディションが良くなります。

オンショアの風が吹いているときは、波を押しつぶすように風が吹いてしまうので、形が悪くすぐに崩れてしまう波が立ちます。

このように、オンショア、オフショアなどの風向きの影響を知ることで、その日の海のコンディションが分かるようになります。

家で気象情報をチェックして、風向きを把握することで、サーフポイントの選び方も変わってくると思いますよ！

風向きに適応するサーフィンテクニック

オンショアとオフショアでは、サーフィンのテクニックも少し変わります。

それぞれの風向きでどのようなテクニックが役立つかを見ていきましょう。

オンショアでのサーフィンテクニック

オンショアのときは、波の形が悪く早く崩れる波が多いため、レスポンスの高いパフォーマンスボードを使用しましょう。

また、面がガタガタでライディング中のバランスが取りにくいので、いつもより深めに膝を曲げて、身体の重心を下げることで、安定感を高めましょう。

オフショアでのサーフィンテクニック

オフショアのときは波がきれいなので、ロングライディングが楽しめます。

波のサイズや地形にもよりますが、初心者向きなメロー（ゆっくり）な波がブレイクしている時は、横に走るのをグッとこらえて、パワーゾーンを意識しながらサーフィンするようにしましょう。

カービングやカットバックの練習をして、パワーゾーンを捉えながらサーフィンできるようになると、めちゃくちゃ上達しますよ！

また、オフショアがかなり強い時は、風に押し戻されてなかなかテイクオフできない時があります。

そんな時は、パドリングを開始する位置をいつもより少し早くして、板を走らせるタイミングでアゴが板に付くぐらい密着させると、波のパワーを利用してテイクオフの成功率が上がりますよ！

風向きに対する安全対策

オンショアとオフショアでは、安全対策も異なります。

それぞれの風向きに合わせた安全対策を見ていきましょう。

オンショアでの安全対策

オンショアでは波が乱れているため、特に安全対策が大切です。

堤防や崖が近いポイントでは、オンショアに押し返されて叩きつけられる危険性があるので、カレントとポジショニングに注意してサーフィンしましょう。

また、オンショアのときは波が数が多くなり、ゲッティングアウトが難しい場合があります。

この時に波のサイズが大きいと、何度も波に巻かれて溺れる可能性がありますので、自分のスキルでは対応できなそうなコンディションのときは、海に入るのを控えましょう。

オフショアでの安全対策

オフショアでは波がきれいなため、基本的には嬉しいことしかありません(笑)

しかし、うねりが大きい時は波のサイズがかなり上がるときがあります。

陸から見ていると、大きな波が綺麗にブレイクしていて興奮するかもしれませんが、いざ入るとドルフィンスルーが全く効かないビックウェーブの場合があります。

予め自分が対応できる波のサイズを把握して、それ以上の波がブレイクしている場合は、ポイントを移動することも考えましょう。

まとめ

この記事の内容が、オンショアとオフショアについて詳しく知りたい方にとって有益な情報となりましたら幸いです。

今回解説したオンショアとオフショアは、海のコンディションを左右する重要な情報です。

ぜひ理解していただき、気象情報だけで海のコンディションがある程度分かるようになっちゃってください！

最終的には、足を運ばないと分からない時が多いんですけどね(笑)

サーファーの方々は、このサーフィン用語について理解を深め、もっともっとサーフィンを楽しんじゃってくださいね！

当サイトでは、サーフィン初心者の方が揃えるべきアイテムなども紹介していますので、ぜひチェックしてみて下さいね。

これからも素晴らしいサーフィンの情報を発信し続けたいと思います。

みなさんのサーフィンライフがより良いものとなるよう、心から願っております。

最後までこの記事を読んでくださり、誠にありがとうございました。